1049-編成のおはなし。
どうもこんにちは。
今日は京急の新1000形アルミ車のうち、特異な1編成である1049-編成について話していきます。
私が好きなのは1033-編成なんですけどね。1033-についてはまだ語りたくない。(キモオタク)
1049-編成のデータを少し。
製造:川崎重工
竣工:2005年3月
主制御器メーカー:Siemens
所属:新町
このくらい書いたら十分でしょう。
書いたとおりに1049-編成は2005年にデビューしました。登場時は車両管理区(久里浜)所属の編成であり、登場当時では兄貴分である1001-編成~1041-編成と同じ所属でした。2006年に前記の編成がぜ~んぶ新町に転属したので1049-編成は最も若番の新1000形となりました。
2008か2009年ごろに前面・側面の行先表示器を幕式からフルカラーLEDへと換装しています。これで新1000形3~5次車仕様が共通になりました。
そしてそれからは最も若番の新1000形として、1500形1700番台や9次車までの新1000形と共通運用を組んで活躍していました。
ですが、2014年に転機が訪れました。。。
新1000形14次車である1169-編成が竣工、運用入りしました。昨年度から始まると思われた2000形の置き換えがようやく開始です。そしてなんにも関係がないと思われていた1049-編成ですが、、、、
なんと金沢検車区に転属していきました。
1169-編成が管理区所属で入籍、それに伴い1049-編成が金沢検車区に転属、そして金沢所属の2021-編成を置き換えた形です。
京急8両編成にとって金沢区所属はすなわち線内完結運用をこなす車両を示します。
ということで、1049-編成は直通運用の第一線からは退いていったのです。もちろん、1か月に数回は充当されていたようですが、多くて3~5回程度。ほとんどが日中のD(飛)急行だったり、朝夕の快特だったり。要するに2000形の皮をかぶった新1000形となったのです。
そして転属してからは、当時更新工事が進められていた2100形の穴を埋める形でA快特代走に充当されることも多かったです。1Aあたりでしょうか。かなり充当されていたイメージがあります。
そしてしばらくは金沢所属のままでした。京急に詳しいファンの方々は、これからさらに新1000形の投入が相次ぎ、そして既存の編成が金沢に転属して2000形を玉突きで押し出すと、だれもが思ったでしょう。
そうした中での2017年1月。1177-編成が竣工。2月に運用入りします、もちろん所属は管理区。なんと1073-編成が金沢に押し出されて2031-編成を置き換えます。まあ1073-が押し出されるのは1057-が黄色で1065-は広告専用車(諸説あり)だったので1073-が選ばれることは必然だったかもしれませんね。
ですが、1177-編成、
都営線への直通が不可能だったのです。
フルSiC、要するにMOSFET-VVVFです。これが都営線への直通を妨げました。それは現在でも続いていますね。一旦金沢に転属した1073-編成も3月の頭には再び管理へ再転属、出戻りしていきました。3月に投入された1185-編成は2041-編成を直接置き換える形となったため押し出された編成はいませんでした。
そんな中の2月。1001-編成が更新のため入場し、半年後に出場。更新後の足回りはなんと三菱MOSFETでした。となったため、もちろん直通は不可能。となり目星がつけられたのは。。。
この1049-編成でした。
ということで10月初め、1049-編成は2回目の転属、兄貴たちが待つ新町へと転属していきました。検査清掃グループもたまたま1001-と同じAだったので、1073-編成のような*1検査グループの変更を行わずにそのまま転属しました。
新町に転属したということはすなわち直通運用への復帰を意味します。ということで、兄貴分と同様に、若干の制限があるものの、新町検車区所属の8両編成として直通運用に復帰していきました。そして2018年1月の検査でSRアンテナを設置しました。7月には京成本線や成田スカイアクセス線の直通が解禁、何回も入線するようになりました。
そして現在へと至っています、次の入場は予定だったら来年1月あたりでしょうか。機器更新が行われるか注目ではあります。
そして…MOSFET車の直通解禁はいつでしょうか。。。。。。
以上ですね。オタクの怪文書をお読みいただきありがとうございました。
*1:D→Fへと変更